乾杯の起源

乾杯の起源
乾杯でお互いがグラスを合わせる事があると思いますが、何故だかご存知でしょうか?
もともとは中世ヨーロッパ以前が起源です。
当時は争いが激しかった頃です。毒殺なども頻繁に行われていました。
そこで乾杯と同時にお互いの器を液体が飛び散るほどぶつけ合い「毒など入っていません」と相手に訴えかけることが目的だったのです。
その場合、お互いの器をぶつけることができるように持ち手の付いた器を使います。
現代で言えばビアジョッキのようなぶつけても割れない硬くて丈夫な器を用いたそうです。
そして器をぶつけた後にお互いの腕を交差し腕相撲のような体勢をとって飲んだそうです。 

最初の乾杯で毒が入ってないことが分かると、飲みながらお互い親交を深めていきます。
逆に言えば、何度もグラスをぶつけ合う乾杯を要求すると言うことは
「まだ相手を信用しきれていない」という不安な気持ちを表すことになるのです。
この豪快な乾杯を可能にするためにはグラス自体に持ち手が付いていなければ不可能です。現代で言えば取っ手付きのぶつけても割れない分厚いビアジョッキでしか再現できません。
比較的ビールのジョッキが分厚いのは、ぶつけ合う乾杯を可能にするためでもあるのです。
ということはグラス同士をぶつけ合う乾杯は今も昔もビアジョッキに限りなく近いものに限定されてしまうのです。

お互いの距離が縮まったことを表す乾杯
一次会のビアジョッキはともかく、二次会まで行くような間柄の相手に対してグラスを合わせる乾杯を要求するという行為がどういう意味になるかお分かりいただけたと思います。
では実際はどうしたら良いのでしょうか?

(お互いの距離が縮まったことを表す)乾杯の方法を説明します。まずグラスをかかげます。
そして相手(または参加者全員)の目を見て「乾杯」と言うだけです。
とても簡単です。
「乾杯」と言う代わりに「お疲れ様でした」「おめでとうございます」「今日はありがとう」などの相手に伝えたい言葉を添えるのもいいでしょう。
いちいちグラスを遠くにいる人まで合わせに行く必要もなく、飲み物をこぼす心配もなく、目上の順番にグラスを合わせようと気を使いあたふたする必要がなく、無駄な移動もなく、非常にスマートに会が運ぶのではないでしょうか。

現代において、お互いのグラスを合わせる乾杯は(分厚く頑丈な器を使用することが前提)
本来の起源でもある「(毒殺の可能性がないか)相手の様子を伺う」という意味から転じて
「これから始まる宴をよろしく」「これから理解し合いましょう」「良い繋がりを築きましょう」という初対面の人に対する気持ちや、その日の会のスタートにふさわしい意味を含んでいます。
対して、お互いのグラスを合わせず、目を見て乾杯をする行為は、前提として「あなたを信用しています」の意味を含み、「これからもっと交流を深めていきましょう。」「これからいい時間を過ごしましょう」という素晴らしい意味がこめられています。
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by leclub-matsuyama | 2012-07-12 20:15
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