NYC初日

成田空港で出発までの間は空港内のBARでウエイティング。
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「スタウト」「スパイスラム&コーラ」を同時に摂取。そして時間が来るまで読書。
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14時間のフライト前にお酒を飲むのは自殺行為(トイレに行く回数が増える)のですが、昼からお酒はやめられませんし、やっぱりテンション上げて行きたいですからね。
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飛行機の中でワイン。カリフォルニアのシャルドネの小さな瓶。でも小さいサイズにしては結構美味しくて満足!
しかし薄暗い中、ブロイラーのごとく出てくる機内食を出されるまま食べて後悔することに・・・胃もたれしながら寝て起きて寝て起きての繰り返し。

成田空港を夕方四時に出ますが、時差の関係でニューヨークに夕方4時に着きます。というわけでNewark Liberty空港に到着。
9/11のテロリストが乗り込んだ空港の一つらしく、ものすごい厳戒態勢が今も続いています。入国審査をする人もピリピリして怖かったです。普通のセキュリティーチェックは金属探知機と荷物検査だけですが、この空港は大型のカプセルに入れられ、「ホールドアップ!」と言われ両手を上げさせられしばらく静止させられます。360度モニターに写して検査するらしく、金属物じゃなくても身につけているものがあれば全て写しだされるようです。

空港からタクシーで約一時間かかりホテルに到着。マジソンスクエアガーデンとエンパイアステートビルの隣にあるという立地最高のホテルです。ホテルへのチェックインは夕方6時になりました。

聞いていた話なのですが、NYのホテルは世界で一番高価で、それなりの料金の部屋でも「えっ!?」というほどボロい部屋が当たり前だそうで・・・・ついでに一部屋に何個ベッドがあっても料金は同じだそうで。予約では「TWO BED ROOM(日本で言うツイン)」と伝えていました。しかしそれがうまく伝わらなければ「double bedded room(日本で言うダブルベッド)」の意味に捉えられてしまうということ。クレームを言えば部屋を代えてくれることもあるが、部屋がなければ代えてくれないとのこと。男二人の旅行においてこれは致命傷ですよ。フロントでチェックインを済ませ、ルームキーを受け取り、鍵を開け部屋へ。恐る恐る部屋を覗いてみると期待通り二つのベッドがあり、安堵で体の力が全て抜けました。この旅行中、何度も怖いストリートを歩きましたが、このベッド数を確認する瞬間が一番怖かったです。

というわけですでに時間はBARタイムに突入していたのでタクシーで77 West Houston Streetへ。初日の夜の一発目は「PEGU CLUB」というBARに。こちらには日本人のヘッドバーテンダがいるらしいのですが当日彼はお休みでした。基本ミクソロジーカクテルを売りにしているお店のようです。
早速ファーストオーダーを。僕はジンベースで生姜とミントを使った「ジン・ジン・モヒート」と言う名前のカクテルを。Tooruはダーク&ストーミーを。これがどちらもとても美味しい!僕の勝手な妄想で、大きな分厚いグラスに豪快に作って出してくるのかと思いきや、かなり繊細な味で、デコレーションも凝っていて、肝心のバランスも申し分なし。
いい意味で出鼻をくじかれテンションが上がり、僕は次に「スモーキーマティーニ」をオーダー。Tooruは「ジン&トニック」を。日本で紹介されているスモーキーマティーニのレシピは「ジンとアイラウイスキーをステア」と言うのが一般的でしょう。しかしPEGUのスモーキーマティーニは「ウォッカ、アイラウイスキー、ぺルノー、レモンエッセンス。 全てをステアしてレモンピールをグラスに沈める」と言うもの。これが衝撃的に美味しくてかなり感動しました。ぺルノーもレモンもほんのり香るくらいで、スモーキーさも後口に残る程度。だからといってベースのウォッカの刺激が突出しないと言う僕好みの完璧な仕上がり。というかこの味は僕には出せません。
「アメリカ人が作るカクテルは大味で大雑把で、日本人が作るカクテルの方が繊細だ」と思っている人がほとんどでしょうが、これを飲めばそういう決め付けが間違いだと気づくでしょう。
作っている様子を見ると非常に軽快な動きに見え、特別神経質に作っているようにも見えなかったのですが、ステアの技術を使いこなしていることには間違いないです。脱帽!
しかしNYはマティーニにはウォッカを使用するという話も本当のようですね。

現地に行ってテンションが上がってるから高評価なのではなく、単純に仕上がりだけに着目した評価です。本当に目の覚めるような一杯でした。

ジン&トニックにはNYで蒸留されているジンを使用。僕も初めて飲むジンでした。ジン&トニック自体も実にCOOLで美味しい。トニックウォーターは以前うちでも使っていた「Qトニック」を使用。カクテルには「Qトニック」を使用し、ノンアルコールでそのまま飲むためのトニックウォーターはフィーバーツリーを使用するという徹底振り。バーテンダーがジン&トニックと一緒に「味見に」とベースのジンをストレートで持ってきてくれました。ナイスガイです!バーテンダーが説明するには「花の香りがするだろう?」と。そのジンも気に入ったので次の日に酒屋で探して購入!無事に割れずに日本に届けば皆さんにも飲んで欲しいです。
PEGUのBARフードも気になり注文しました。「egg、smoked trout (鱒)、mayo(マヨネーズのことらしい)」と書いてあったのですが、いざ料理が出てくるとかなり手の込んだものでかなりコンテンポラリー。「卵と鱒をマヨネーズであえたものが出てくるのかなぁ」と思った僕が恥ずかしかったです。やっぱりカクテルはもちろん,FOODにも気を抜かず、レベルの高いところまで昇華さているなぁと感心しました。出すもの全てのバランスが整っているっていいですね。正に僕の目指すところです。
「カクテルは美味しいけど食べ物はそこまでじゃないよね。」って言われるくらいなら出さないほうがいいなぁと僕は昔から思っているのです。まあビジネス的に考えたら出すべきなのでしょうが、そんなこと僕に出来るわけがありません。何度も言いますがル・クラブは「街のオシャレなBAR」を目指しているわけじゃないですから。
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↑今回素晴らしいドリンクとトーク、そして空気作りをしてくれたPEGU CLUBのバーテンダー。最高の夜でした!THANKS!
というわけでそれからカクテルを飲みまくりました。

「今日はここで潰れるまで飲んでもいい」と思ったのですが、他に目的のBARがあったので、後ろ髪をひかれる思いでお店を出ました。しかし次の目的地(二軒ほどピックアップ)に行ったのですが、両店とも目的地の近くまで来ているのに見つける事ができないという失態をおかしてしまいました。
そいうわけで結局適当に歩いて入れそうなBARを探して飲むことにしました。(後でわかったのですが、その二軒とも禁酒法時代のスピークイージータイプで看板のないBARだったのです)

フラフラ歩いているとパブが並ぶストリートに来てしまいました。中でも入りやすそうなスポーツバーを見つけたので入りました。陽気な女性バーテンダーが対応してくれました。ここはきっちりカクテルを作りこむお店ではなく、イメージ通りのアメリカンバーでした。とはいえコスモポリタンは美味しかったです。(tooruは何故かCOORS)。
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今回の渡米は「日本で人気のコスモポリタンの真実を突き詰めよう」というのも目的の一つでもあったんです。だからチャンスがあれば出来る限りコスモポリタンを飲もうと思っていたわけです(本当に男性が飲んでいいものかどうかという話もあるらしいですが)。
実際コスモポリタンは、BARはもちろん普通の食べ物屋やステーキハウスのドリンクメニューにも載っており、こちらで言うマダムロシャス状態でした。さすがSATCです。

いやぁ飲んだ飲んだ。というわけで今日はホテルに帰ってそのまま寝ることにしました。あらかじめ目に仕込んでおいたウロコも完全に落ちてなくなり、心に残る刺激的な夜を経験することが出来て大満足の初日となったわけです。
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by leclub-matsuyama | 2012-10-21 18:13
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