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密造酒の逆襲

新しいお酒の入荷が。アイリッシュビールが数本。これは試飲用です。ピディーのシリーズを数本と「これぞアイリッシュエール」との名高い品を一本。只今ビール改革の為試飲を繰り返しています。決まり次第メニューに載せたいと思います。
そして写真中央のこれ!
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「ポッチーン」というアイルランドの蒸留酒。原料は麦芽、大麦、からす麦。度数40%、60%、70%、90%が販売されており、今回入荷したのは最強度数の90%のもの。アイルランドの密造酒の歴史を振り返るべき一本です。
ポッチーンは、アイルランドの庶民のスラングでウィスキーなどの蒸留釜」のことをさします。そこから転じて、雑穀を材料に手製の粗末な蒸留釜を使い、崖下の窪地や農家の地下室で隠れて作られた密造酒のことを指します。アイルランドでは、全ての酒に課税しようとする為政者、官憲と闇酒造りの闘い、騙し合いは絶えることなく何百年も続きました。そうして密かに売買された密造酒ポッチーンは、いつしかアイルランド名物のひとつとして数え挙げられるようになりました。ポッチーンと名乗る蒸留酒の製造販売がアイルランド国内で正式に解禁になったのは、1997年3月のことです。
その1997年の製造販売解禁までバンラッティー社だけが輸出用に限って製造が認められていたものがこれ!
ハードドリンカーの皆さん、90度オーバーはスピリタスだけじゃありません。バルカンウォッカが生産終了になった今、このポッチーンと密造の歴史にスポットを当てて楽しんではいかがでしょうか。なお度数があまりにも高いのでお出しするかはこちらの判断で決めさせていただきます。
by leclub-matsuyama | 2006-08-11 19:10
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