2006年 02月 23日 ( 1 )

悪魔降臨

昨日ル・クラブに一本のお酒が届けられた。
ル・クラビスト代表の男からである。お酒の名前はある悪魔の名前である。
「このお酒の裏ラベルと読むとこんなことが書いてあるんです」
手負いの彼はそう言いボトルを差し出した。裏のラベルにこう書いてある。

「ゲーテ作「ファウスト」では、悪魔と契約する男の話が描かれている。
ところで、ここに一本の蒸留酒がある。何やら山梨県は勝沼町を中心に
収穫した甲州種葡萄の絞り粕を原料としている、いわゆるグラッパである。
これをちょっと口含むと、甘美で官能的世界が広がるという。
あたかも、己の魂と引き換えに望みをかなえようとしたファウストの人生のように。ちなみに、この悪魔の名は、メフィストという。」

あきらかにお酒の説明ではない。飲んでから全てを悟れと言わんばかりのラベルである。やる気があるのかないのか分からない。もしやる気があるのだとしたらこの製作者はかなり「あっち側」に行っていると思われる。

このお酒の正体はグラッパである。しかも原料は甲州種・・・そう日本のグラッパである。

このお酒を持ってきたル・クラビスト代表の男はこのお酒を二杯口にすると、突然何かに取り付かれたかのように「体が重い」と訴えだし「メガンテを唱えるもMPが足りない」との言葉を残し、お店を後にした。その後の消息は不明である・・・・
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メフィストがピンと来ない方のために辞書で調べたことを書いておきましょう
メフィストフェレス (Mephistopheles)。
ギリシア語で「光を愛せざるもの」(「愛すべからざる光」)の意味である。
ドイツにて伝えられる悪魔。姿はグリフォン、或いはドラゴンに似るという。また、黒い毛に覆われている。老人、或いは紳士の姿で現れる事もある。
錬金術師であり死霊術師のファウストはこの悪魔を己の魂と引き換えに召喚したとされる。また、その伝説をもとにゲーテは戯曲ファウストという大作を書いた。 他の呼び方にMephistphelesという呼び方もある。地獄の大公の一人。空飛ぶ魔神と呼ばれ天文学・占星術・気象学に長けている。炎と幻を操り二匹のドラゴンのひく馬車に乗っている時もある。見えないところから人間を誘惑し悪徳へと導こうとする。
しかしながら、地獄に堕ちたことを後悔しており、努力次第で天界に行ける人間をうらやましがっているという。最後の審判に許されて天界に戻る日を待ち望んでいるという。
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by leclub-matsuyama | 2006-02-23 19:14