2007年 06月 08日 ( 1 )

ガブリエル降臨

ついにフラ・アンジェリコの受胎告知がイギリスから届きました。注文してからが長かった・・・ポスター画なのですがとてもステキです。
受胎告知といえばフラ・アンジェリコと個人的に思ってしまうのですが、世間的にはダ・ヴィンチやエル・グレコの方が有名でしょうね。いやどれもマリアの表情から伺える心の奥底を楽しむには十分過ぎるくらいの名作ですよ。受胎告知のステンドグラスなんて見かけた日にゃ立ち止まらざるをえませんな。

・・・恐らくは深い祈りの中にあったマリアの元に、一人の天使が現れ、こう告げました・・・
「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名づけなさい。」
驚き畏れながらマリアは「まだ夫もありませんのに」と答えました。
すると天使は、「恐れることはありません。あなたは聖霊によって身ごもるのである。生まれる子は聖なる者。神の子と呼ばれる」と告げたのです。
この絵は、その信じがたい驚愕の知らせを受けた後、落ち着きを取り戻したマリアが「私は主のはしためです。お言葉通り、この身に成りますように」と受け入れた、まさにその瞬間を描いた作品なのです。
フラ・アンジェリコ「受胎告知」
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この驚くべき御業に使わされたのは、大天使ガブリエルでした。ガブリエルは、神の子の母になるこの少女の前に、深く膝をかがめ、両腕を胸に、厳粛ですが優しさに満ちた表情で神の言葉を告げています。対するマリアといえば・・・驚きと畏れの中にありただ一言『お言葉のようになりますように。』と神の言葉を受け入れます。その瞬時の決意と神への恭順。これ以上ない清らかな内なる光りが彼女の全身を包み込んでいるようです。

「言葉を伝える者」と「言葉を受け取る者」

この二人の眼差しは合わされています。僅かに体を天使のほうに傾け胸に手を組み、全身を耳にして、その「言葉」・・・すなわち、いまだかつて誰も経験したことのない運命を受け止めようとしているマリアは・・・なんとこのとき僅か14歳の少女でした。


以下エル・グレコ作、ダ・ヴィンチ作
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by leclub-matsuyama | 2007-06-08 19:50